米不足が問題です。
ほんのちょっと需要が増え、供給は減りましたが米不足の原因にはならないんです。
でもって、この米不足、根が深そうです。
たぶんつきつめると「やめとけ」と大人のおどしをくらいそうです。
自分なりに調べ、考えていくうちにホントの問題について知り、自分たちで問題を解決しないと。そう思うようになりました。
今回は米不足から、なにを学び、どう動くべきかについて意見をシェアさせてもらいます。
今回の米不足
インバウンドが増えて外人が米を食べ、ついでに夏の暑さが原因で
米が足りないニダ〜
と政府とメディアがさわいでいます。でも、お米の需要は4%ふえただけです。
なのに、マスコミと政府の情報操作で、一部の人が大さわぎし、お米がなくなった地域もあります。
なんで放出しないの
政府は備蓄米というものを持っています。なにかあったときに配るお米です。
ないわけだから出せばいいじゃん。減ったら足せばいいだけで、あまるほど税金とっているんだから、なんとかできるでしょ
と思うのです。でも、コストがどう、いまはそんなトキと米を出そうとしませんでした。
なぜ、お米を出さないのでしょう。
メンツを守るためかもです。誰のっていうと官僚の先輩方のです。ごめんね、まちがってたよ(テヘペロ)と言えないのがエリートという人たちです。
やむにやまれずやったことなんでしょう。でも減反政策が国を弱くしました。で、ごめんと政策をかえてくれればいいのですが、しようとしません。
実際に困った人がおるんじゃけぇ、米あるんなら出しんさいと思いませんか。
自分たちの仕事じゃないニダ
「僕たちの仕事じゃないニダ」
というのが役人の本音じゃないでしょうか。
米を売るのも買うのも、民間がやることで、そこに介入するのは自分たちの役割じゃない。
僕たちはお金も人脈もあるから、お米も買えるし問題はない。なんか情弱がメェメェさわいでいるけど、知〜らない。
そんなことより
自分たちの天下り先をつくらなきゃ
なんてことを考えていそうと妄想するくらい問題は解決できていないように思うのは、僕がひねくれているからでしょうか。
それならいいのですが、今回の米不足を境に、
何トン切ったら供給するかとか、お米をどう買いとるかをちゃんと決めておいてほしいなとは願っています。
んでもって、それがちゃんと機能するようにしてくれればと思います。
お金はどこに?
お米がない。だけど主食である、われら日本人のお米。ないではすませない、なんとか買わなきゃという市場の気持ちで、お米の値段はあがりました。
お米の値段あがって農家さんの暮らしもラクになったでしょ?
なんて思われがちですが、最大1%くらい手取りが増えたていどです。
手取り1万円が1万100円になっただけです。
なんだけど、流通しているお米は倍以上になっている地域もあります。
どこに消えたんでしょう。だれかの失策をうめるためじゃないことを願っています。どこかの銀行みたいな組織が1兆5000億円くらい投資でとかしたとかなんとか。
その負担をおぎなうためじゃないことを願うばかりです。
キビシイ米づくりの現場
そんなお米ですが、このまんまいくとドッカ〜ンとクラッシュしそうになっています。
原因は減反政策なのですが、それ以外にも農家さんのコスト(肥料、燃料など)が高くなっています。
つくるためのコスト>はいってくる金額
となっていて、場所によっては年収1万、それどころかマイナスの農家さんもいます。無農薬でリンゴつくった木村秋則さんよりキビシイ経済状態です。
それじゃ政府がなんとかしないと、
そう思うのが人ですが感性がちがうらしく、
それは自分たちの仕事じゃないニダ
と政府の人たちは考えているとか。
じゃあ生産者はどうすればいいかというと、自分でガンバって海外に売りましょうというのが政府の言い分です。
たしかに日本のお米は高品質で人気はあります。でも高いわけです。アメリカも中国も財政破綻しつつある現在、世界でお米をうるのは、さらに難しくなっています。
生産者は良くも悪くもピュアでマーケティングとかはできず自分で売るなんてムチャです。
2年目までの「海乱鬼(カイラギ)」のように、むしりとられて終わりでしょう。
アタマンなか、お花畑の人たち
と、ここまでは官僚や政治家の悪口だけになりましたが、もう少し悪口がつづきます。
いざとなりゃ、お花畑をイモ畑にすりゃいいじゃん
言うことを聞かないなら処罰すりゃいいんだ
と官僚や政治家は考えていて、実際にそのための法律がとおっています。
頼むから、なにもしなくていいから、まずはオマエらの頭の中がお花畑状態なのをなんとかしてくれないだろうか
みんなで、そうやって声をあげないと、ホントに日本が変になってしまいます。
さあ、みんなで考えよう
最強の国防は食べものづくりです。自分や家族が食べるものを自分たちでつくって、いつなにが起きても食べるモノがあるというのは、めっちゃくちゃ安心してすごせます。
みんな口をそろえて、
お金さえあれば
と言います。ですが、これは食べものが手に入らない恐怖をすりかえられているからとも言われています。お金にたいする不安のほとんどは食べられない不安なんです。
田植え休暇のある町へ
生活に直結している食べものがだれかまかせになっている社会の仕組みが問題なわけです。
うちの会社、来週から田植えなんで業務が休みになります
あ、そうなんだ。OKです
となるのは、もう少し先の話でしょう。でも、いつかそんな会話がされる社会に変えていくべきだと思います。
ほとんどの人は、もしかしたらイヤイヤやるかもしれません。それでも、みんなで農にたずさわるべきじゃないでしょうか。
最終的に30%の人たちが農業にたずさわり、それ以外の人たちが、農家をサポートするような社会が理想じゃないでしょうか。
かかりつけのお医者さんのように、おかかえの農家さんがいて、その農家さんをサポートできる社会にしていくことです。
これは町レベルでしかできないと思っています。
中抜きチューチューの仕組みが、社会をダメにしてきたわけです
国とか政府とか、企業とか特定法人とかがはいると、かならずといっていいほど「中抜きチューチュー」しようと考えます。
生産者と町の人たちが直接つながり、そこでしか通用しない通貨でやりとりをすることです。
その仕組み自体はできていて、今後はみんなが使いやすくするために、あれこれ工夫する時期が、もうすぐくると思っています。
そのときにオーガニックなモノを食べられるように変えていくべきだと僕は考えています。
オーガニックなものを特別なものじゃなく、当たり前のものにかえていくんです。
オーガニックが当たり前になることで、健康や経済、環境などが改善されていきます。
いままでの仕組みがおかしく、人が人として生きれない社会だったことに多くの人が気づいてくるはずです。
福岡市のように大きく、都市化してしまった街では変化に時間がかかるかもです。ですが、古賀や宗像、福津はやる気をだせば、すぐにでも変えられるはずです。
その一歩として日土水むらやオーガニック広場ひふみに興味をもってくれればと願っています。
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