食育と子どもの味覚 | 定期的なチャレンジと肯定的なアプローチ

日土水むらの食育

子どもの好き嫌いは親にとって避けられない問題のようです。とくに幼少期は、多くの子どもが好き嫌いを持ち、それが親にとって大きな悩みの種となります。

個人的には、こう思うわけです。

世界には、たとえばピーマンがない国もあるわけで、別にピーマンがキライなら無理やり食べさせる必要もない。農薬だらけの野菜なら、なおのこと

と言えるのは、僕は家庭がないし、もちろん子育てもしていないからです。やはり子育て中の人には、子どもの好き嫌いは悩みのタネなのかもです。

この記事では、子どもの好き嫌いに対する親の悩みと、その解決法について詳しく説明します。実践的なアドバイスを参考にして、子どもの食生活を改善しましょう。

栄養バランスの良い食事

子どもが野菜や果物を嫌がることによって、栄養バランスがかたよるかもと心配になるものです。

栄養バランスがかたより、タンパク質や適度な糖質、脂質、さらにビタミンやミネラルが不足することで、成長や健康に影響が出るのではないかと、親の多くは心配するでしょう。

小さな一口からスタート

まず、嫌いな食材を一口だけ試してもらうことから始めます。一口でも食べられたら、たくさん褒めてあげてください。

成功体験を通じて、子どもが新しい食材に対する恐怖心を克服する手助けとなります。

見た目を工夫する

子どもは見た目の影響を受けやすいため、カラフルで楽しいプレートを作ることです。

たとえば野菜をキャラクターの形に切ったり、カラフルな盛り付けをすることで、食べ物に対する興味を引き出すことができます。

ただし親であるアナタが楽しめるかどうかが大切です。ムリにやりたくもないことをするのは逆効果になることもあります。

ムリをしない、させない

好き嫌いが強いと、毎回の食事が戦場のようになり、親子双方にとってストレスが溜まります。親が子どもに無理やり食べさせようとすると、食事が楽しい時間ではなくなることが問題です。

無理強いしない

無理に食べさせようとするのは逆効果です。リラックスした雰囲気で食事を楽しむことが大切です。親が焦らずに食事を提供することで、子どもは自然に興味を持つようになります。

楽しむコトを重視する

食事を楽しい家族の時間とし、みんなで食べ物を楽しむことが子どもにとって良い影響を与えます。親や兄弟が美味しそうに食べている姿を見ると、子どももその食材に対する興味を持つことが多いです。

一緒に料理をする

子どもが料理をつくることで食に対する興味をもちます。たとえば一緒にサラダを作ったり、簡単な料理を手伝ってもらうことで、食べてもらいたい食材への抵抗が少なくなることがあります。

ちなみに僕は小3のころから自分で料理をつくったことが、料理の道にすすむきっかけになりました。

絵本やアニメを活用する

好きなキャラクターが食べ物を美味しそうに食べるシーンを見せることで、子どもが食材にポジティブなイメージを抱くようになります。絵本やアニメは、食への興味を引き出す強力なツールです。

ちなみに、おじさんが独りで食事をするドラマ「孤独のグルメ」ですが、ユーチューブを見ていると、子どもの好き嫌いを解決してくれたというコメントもあります。

食育でつくる子どもの未来

食育は、食べることの楽しさや大切さを教える重要な教育です。そして、食べることを通じて生きるためのチカラを身につけるんじゃないかと僕は思っています。

僕は大人向けに良い習慣を身につけて、人生をより良くするプログラムを発信しているのですが、食育をとおして人間としての基本的なチカラを身につけられる可能性は高いと思っています。

定期的なチャレンジをする習慣

子どもの味覚は成長と共に変化します。したがって、嫌いな食材でも定期的に少しずつ試してみることです。無理に食べさせず、気長に続けることがポイントです。

ちょっとコレはムリだなぁ

そんなことへ挑戦するのは、大人になって有利になります。ほとんどの人が頭で考えて、

自分にはムリ、できない

と考え、ほとんどの人が行動できないなか「ちょっとだけ」でも挑戦する。それが当たり前と思い行動することは有利になると思うんです。

また僕のワタシのキライなものを出して

と子どもにイヤに思われるかもですが、やってみるのも良いんじゃないでしょうか。

肯定的な言葉をかける

子どもが少しでも新しい食材を試したら、それを大いに褒めてあげることです。肯定的な言葉は子どもにとって大きな勇気となりポジティブにモノゴトをみるチカラを育てます。

僕は40代なので、まだまだそんな風潮の世の中でした。どんな世の中かというと、いわゆるスパルタ式な教育が普通で当たり前という風潮の世の中です。

谷底に突き落とし這いあがった子だけを育てるライオンのように育てるのが普通という考え方をほとんどの親がもっていたようでした。

それはそれで良かったのですが、絶対的な安心感や自分の居場所がない感じになり、それをとりもどすのが大変でした。

甘やかしすぎるのも問題ですが、子どもが安心できる環境や言葉をあたえることは大事かもです。

はじめての子育てで、なにが正解かわからないなか、子どもを健康に育てるため、好き嫌いをなんとか克服しようと力みすぎていませんか?

相談ができるなら親御さんや、その世代の方と話をするのもいいかもです。ほとんどの人が口にしますが、別に頑張らなくても子どもは育ちます。

冒頭の「ピーマンがない国もあるわけだから……」のくだりも、子育てが落ち着いた人たちが話していいたことを、そのまんまパクリました。


日土水むらの食育

日土水むらでは、子供たちが食べ物へ興味を深めるために農業活動もおこなっています。具体的には田んぼで米を育てており、その過程を見学することができます。

できる範囲で参加してもらい、稲作を観察するだけでも何かの約に立つかもしれません。

子供たちが食べ物に理解し、興味をもつきっかけ作りになると思っています。

田植えから収穫までの一連の作業を体験することで、普段の食卓のご飯に感謝の気持ちを持つようになるかもしれません。

HOMEのカレンダーに田んぼ作業をのせていますので、よければご覧いただき、参加できそうであればご連絡ください。

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