モノがあるのは当たり前
それってかな〜り偏った考えなのかもです。
農家のかたが必死に働いたお金が1兆5千億ほど消えるかもです。というか消えてなくなります。その影響でお米の値段があがっています。
アイツラばかだから、ウソついて米の値段あげてウチらのミスなかったことにしようぜ
という風になっています。知らんけど。
そんな陰謀論はさておき、当たり前のようにあったお米がなくなることを考える時なのかもです。
今月末に入荷予定だった秋月農園の新米が入らなくなりました。
「大量にかつちょっと高く買ってくれるところが現れたのでごめんなさい」
ということでした。これでひふみのお米は、のんびりファーム、石松農園、阿蘇アグリの3種類だけになりました。
在庫が無くなる順は、のんびり、石松、阿蘇の順で一年間あるのは阿蘇だけでしょう。農業福島園は、直売分が増えているのでひふみに卸してもらえるかどうかは難しそうです。
一般のお米の米不足報道が、有機の世界にも若干影響が出ているのかも。
久保のこの投稿を見て、そう考えました。そして、
ないなら作ればいい田んぼはあるんだし
と思っていて、いままさに開墾中です。
大事な人にだけ大事なモノを渡す
そんな当たり前が循環する
しあわせなコミュニティづくり
そんな活動が日本のあちこちで起これば。そんなことを考え、願って、いのっております。
そんなこんなで僕の考えをシェアさせてもらいます。みなさんはどう考え、どう行動しますか?
誰が悪いのか
食糧の奪いあいが、ぼちぼち起きているわけです。当たり前のようにスーパーにおいてあったものが手に入らなくなるのも、そんなに大げさな話じゃないのかもです。
そもそも米って安すぎだった
今回、ひふみで起きた「お米を他のトコに売るので、ごめんなさい」問題も、お米が安すぎたのが原因です。
いま農協におろすと一俵(60キロ)で15,000〜16,000円です。お米にかぎらず商品は需要と供給で値段が変わります。なので高いとか安いは置いときます。
問題は、この値段だと一俵出荷すると1,500円のマイナスになる農家さんもいるそうです。
米や小麦は国民を養うための生命線なのですが、政府や国民、企業が見て見ぬふりして、それぞれの利益のために行動をしているのが原因です。
お金がモノを言う世界
それもそのはず。日本にかぎらず世界のほとんどがお金を奪いあっているからです。
今だけ金だけ自分だけ
それが行動の基準になっていて弱い立場から退場という狂ったゲームに熱中しているからです。
でもって、自分がその弱い立場になる、というかなっていることを、ほとんどの人が気づいていないんです。
ただ、このままいくと、お金があってもどうにもならない社会へ変わっていきます。
いまロシアを中心にBRICsといわれる経済圏が、お金のながれを変えようとしていて、日本をふくむ西側諸国といわれる経済圏は、それをどうにもこうにも止められらなくなっています。
そんなこんなで、円(お金)をもっていても、ただの紙切れなんて可能性も出てきたわけです。
消費者の意識
お金が通用しなくなる社会。そうなったらどうなるでしょう。
口を空けていても、なにもはいってこない社会になるかもです。
いまほとんどの人が「口を空けて、なにかはいってくるのを待っているだけ」状態になっています。
ワタシは満たされて当然。口を空けて待っていれば、なにかはいってくるのは当たり前
そんな盛大な勘違いをさせられています。いままではそれで良かったのですが社会のルールがかわり、そんな人たちは人間として生きるのが難しくなっています。
そんな人たちはマスゴミにアオられ、あっちへこっちへフラフラ走りまわるでしょう。
でも、それは、いわゆるひとつの「後のマツリ」なわけです。
その先にある楽しい社会づくりを
なんていうのがバッドエンドですがハッピーエンドもあるわけです。日土水むらを運営する僕たちは、そんなハッピーエンドな世界をつくるために知恵を出しあっています。
久保や僕、そして日土水むらのメンバーは「みんなちがって みんないい」そんな社会になることを夢見ていて、そうなると信じています。
そんな社会になったら、アナタは誰の役にたっていて、どんなことをして暮らしているでしょう。
いや、だって、どうせ自分なんて
こんな自分なんて
そんな現実逃避の言いわけをやめて、一度考えてみましょう。
頭からケムリが出るまで、耳や目・鼻から血がふきでるまで考えてみましょう。
百姓天下米を応援して
そうやって考えた結果、僕はいま田んぼを元にもどして、お米をつくると決め、行動しています。
それをひふみで流通させ、ゆくゆくはケーロでしか買えないようになればなんて妄想をしています。
お金だすから売って
なんて言ってくる輩に中指つきたてて追い返したいと思っています。
大事に育てたモノを
大事な人たちに渡していく
そんな当たり前を循環させてまわっていくコミュニティ。それが日本全体に広がっていけば、いまの狂ったゲームが終わったあとのまともな社会のひな型になるのかもです。
百姓天下米プロジェクト
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